
FUJIFILMは、中判ミラーレスシステム「GFX」向けGFレンズシリーズに、新たなパワーズームレンズ「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」を発表しました。このレンズは、19-35mm(35mm判換算で15-28mm)という超広角域をカバーし、GFレンズとしては2本目のパワーズームモデルとなります。
特に動画撮影用途に焦点を当てて開発された本レンズは、その軽量設計と「FUJIFILM GFX ETERNA 55」との組み合わせにより、高画質と効率的な映像制作ワークフローの両立を目指しています。先行して登場した「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」と連携することで、超広角から標準域までをシームレスにカバーするソリューションが提供されます。
シネマズームレンズ「Premista Series」の操作性を継承しつつ、ズーム全域でのT3.5固定、単焦点レンズに匹敵する高解像度といった特長も備え、プロフェッショナルな映像制作者のニーズに応える設計となっています。
この記事のポイント
- GFレンズシリーズ2本目となるパワーズームレンズ「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」が登場。
- 焦点距離19-35mm(35mm判換算15-28mm)の超広角域をカバー。
- シネマズームレンズ「Premista Series」の操作性を継承し、パワーズームに最適化された約2.1kgの軽量設計。
- 「FUJIFILM GFX ETERNA 55」との組み合わせで、高品質かつ効率的な動画制作ワークフローを実現。
- 「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」と外形寸法が共通で、超広角から標準域までシームレスにカバーし、運用効率を向上。
- ズーム全域でT3.5の明るさを維持し、単焦点レンズに匹敵する高解像度と一貫した色再現性を提供。
GFレンズシリーズに超広角パワーズーム「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」登場
FUJIFILMは、GFレンズのラインアップに2本目となるパワーズームレンズ「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」を追加しました。このレンズは19-35mm(35mm判換算で15-28mm)の焦点距離をカバーし、GFXシステムにおける超広角域での映像表現を可能にします。
シネマレンズの操作性を継承し、軽量化と高効率を実現
GF19-35mmT3.5 PZ OIS WRは、多くの映像制作現場で評価されているシネマズームレンズ「Premista Series」の操作性とデザイン思想を受け継いでいます。パワーズームに最適化されたレンズ構造とDCモーターの採用により、約2.1kgの軽量ボディを実現しました。動画撮影用カメラ「FUJIFILM GFX ETERNA 55」と組み合わせることで、高品質と効率性を両立させた動画制作ワークフローをサポートします。
近年、映像制作現場では省力化と高画質の両立が求められています。このレンズは、既に発表されている「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」と比較して、より広い画角をカバーし、広大な風景から奥行きや被写体の存在感を強調する構図まで、ダイナミックな映像表現を可能にします。両レンズを併用することで、超広角から標準域までをシームレスにカバーできるほか、外形寸法が共通であるため、共通のアクセサリーが使用でき、特に少人数の制作環境での運用効率が向上します。

単焦点レンズに匹敵する高解像度と一貫した描写性能
GF19-35mmT3.5 PZ OIS WRは、光学収差を最小限に抑えることで、ズームレンズでありながら単焦点レンズに匹敵する高解像度を実現しています。「GFX ETERNA 55」と組み合わせることで、カメラシステムが持つ優れた階調性や描写能力を最大限に引き出します。
また、ズーム全域でT3.5の明るい開放F値を維持し、正確な露出制御を可能にします。さらに、「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」と一貫した色再現性およびトーン特性を提供するため、カラーマッチングやポストプロダクションのワークフローを簡素化できます。
「GFX ETERNA 55」および「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」と併用することで、最小限の機材と人員で高効率な制作スタイルを確立し、映像制作におけるクリエイティブな柔軟性を大きく広げ、新たな可能性を開くとしています。
編集部コメント
GFXシステム向けに、超広角域をカバーするパワーズームレンズ「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」が登場したことは、中判フォーマットでの動画制作を検討するクリエイターにとって大きな注目点です。先行の「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」との連携が強く意識された設計思想は、外形寸法の共通化や一貫した描写性能に表れています。これにより、超広角から標準域までを2本のレンズでカバーし、少人数での撮影現場でも効率的な運用が可能になるでしょう。
シネマズームレンズ「Premista Series」から継承された操作性と、軽量化されたボディは、ジンバルやドローンなどと組み合わせる際の利便性にも寄与すると考えられます。単焦点レンズに匹敵する高解像度とズーム全域T3.5固定というスペックは、GFXシステムが持つ高い表現力を動画で最大限に引き出すための重要な要素となるでしょう。GFX ETERNA 55とのシステムとしての完成度が高まることで、今後のGFXシステムを用いた映像制作の幅がさらに広がることに期待が高まります。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
参考記事:Fujinon GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR Launched – Widest Zoom Lens for GFX
画像:FUJIFILM ニュースリリース
参照:https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/13714
※掲載画像はメーカー公開のニュースリリースより引用しています。















