
海外メディアにて、写真家Tony Northrup氏が新しいTamron 12-20mm f/2.8 FEレンズのテストを行ったことが報じられました。
この新しいTamronレンズは、現在海外の複数の販売店で予約が開始されています。Sony Eマウントユーザーにとって、超広角ズームレンズの新たな選択肢として注目されることでしょう。
本記事では、このテストの速報と、現時点で判明している情報をお伝えします。
この記事のポイント
- 写真家Tony Northrup氏がTamron 12-20mm f/2.8 FEをテストしたと報じられています。
Tony Northrup氏によるTamron 12-20mm f/2.8 FEのテストについて
海外メディア「sonyalpharumors」の報道によると、写真家Tony Northrup氏が新しいTamron 12-20mm f/2.8 FEレンズのテストを実施しました。
- Tamron 12-20mm F2.8は約1,700ドルという価格ながら、ソニー FE 12-24mm F2.8 GMと真正面から比較できる性能を備えている。
- 対応マウントはソニーEマウントとニコンZマウント。 特にニコンZユーザーにとっては、12mmスタートの超広角ズームという選択肢がほぼ存在しないため、非常に魅力的な製品と評価している。
- ビルドクオリティは非常に高く、近年触ったレンズの中でもトップクラスの質感と絶賛。金属感のある外観や仕上げの美しさも高評価。
- 絞りリングを搭載し、クリック・デクリックの切り替えに対応。動画撮影時にも滑らかな絞り操作が可能で、AF/MFスイッチやカスタムスイッチ、ズームロックも備えるなど操作性が充実している。
- インナーズーム方式を採用しており、ズーム時に鏡筒の長さが変わらないため、携帯性やジンバル運用、防塵性の面でもメリットがある。
- 前玉が大きく突出しているため前面フィルターは装着不可。 リアフィルター方式を採用しているが、現時点では対応製品が少なく、自作する必要があると説明している。
- ソニー FE 12-24mm GMよりも小型・軽量。 実際にニューヨーク市内で持ち歩いた結果、ストラップでの携帯や旅行時の取り回し、ジンバル撮影などではTamronの方が圧倒的に扱いやすかったという。
- 12mmという画角は都市部で特に威力を発揮。 狭い道路や建物が密集する場所では16mmでは収まりきらない構図でも、12mmなら建築物全体を自然に収められるとしている。
- 20mmでの解像テストでは中央はソニーGMがわずかに上回るものの差は非常に小さい。 一方、四隅の解像力はTamronが明確に優れていた。
- 12mmではさらに差が広がり、周辺画質はTamronがソニーGMを大きく上回る結果となった。 超広角で発生しやすい歪曲補正後でも、フレーム端まで高い解像力を維持している点を高く評価している。
- 風景撮影では四隅の解像性能が重要であるため、この周辺画質の高さは大きなメリットになると述べている。
- 絞り込んでいくと画質差は小さくなるものの、Tamronは依然として周辺部で優位だった。
- 一方で逆光性能はソニーGMが優勢。 TamronはF5.6以降で目立つフレアが発生しやすく、動画撮影では特に気になるレベルだったという。
- スターバースト(光条)表現でもソニーGMが有利。 F22まで絞れることや絞り羽根枚数の違いにより、より美しい光条を描写できるとしている。
- 逆光での朝日・夕日・太陽を画面に入れる撮影ではソニーGMを選びたいと評価している。
- 通常の撮影ではTamronが総合的に優勢。 開放付近ではフレアも少なく、日常的な風景・建築撮影では画質・携帯性・価格のバランスが非常に優れていると結論付けている。
- 12mmという焦点距離自体は用途が限られるとも指摘。星景写真、ヨーロッパの狭い街並み、ニューヨークのような都市景観、特殊なポートレートなどで真価を発揮するが、多くのユーザーには16-35mmクラスの方が汎用性は高いとしている。
- 20mmまでしかない点は唯一悩ましいポイント。 24mmまで使えるソニーGMと比べると、20mmから24mmの差は数字以上に大きく、常用レンズとのつながりではやや不便に感じるとしている。
- 最終評価ではTamronを推奨。 価格の安さ、小型軽量設計、優れた操作性、そしてソニーGMを上回る周辺画質を理由に、「超広角ズームを購入するならTamronを選ぶ」と結論付けている。ただし、逆光撮影を重視するユーザーはソニーGMも有力な選択肢としている。
編集部コメント
海外メディア「sonyalpharumors」にて、写真家Tony Northrup氏が新しいTamron 12-20mm f/2.8 FEレンズのテストを行ったという速報が報じられました。
Tamron 12-20mm f/2.8 FEは、そのスペックから注目されている超広角ズームレンズであり、既に海外の主要な写真機材販売店にて予約販売が開始されています。
著名な写真家によるテストは、レンズの実際の性能や特性を知る上で非常に貴重な情報源となります。特に、SonyとTamronという二つのブランドの超広角レンズを比較検討する内容は、多くの写真愛好家やプロフェッショナルにとって、レンズ選びの重要な参考情報となるでしょう。今回のレビューでは、Tamronが画質面でもソニーGMを上回る場面が多い点が特に印象的です。逆光性能ではソニーに軍配が上がるものの、価格や携帯性を含めた総合性能では非常に魅力的な超広角ズームとして注目を集めそうです。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
参考記事:Tony Northrup: Everyone Gets This Wrong – Sony vs Tamron Ultra-Wide Lens
※掲載画像について
掲載画像はイメージです。実際の製品・仕様・デザインとは異なる場合があります。
レンズ基本情報
レンズ基本情報
カメラ・レンズ・ジンバル機材データベース
1,460点のカメラ・レンズ・ジンバルなど映像制作機材のスペックを比較できる機材データベース(スペック比較・検索)もあわせてご覧ください。
機材データベースを見る














