
キヤノンは、ミラーレスカメラ EOS R6 V の新ファームウェア バージョン1.1.0を公開しました。このリリースは、EOS R6 Mark III の発表と同時期に行われ、両機種の類似性を踏まえると、理にかなった動きと捉えられます。
今回のファームウェア更新における最も注目すべき点は、EOS R6 V が外部フラッシュの発光をサポートしたことです。これは、本カメラが数ヶ月前に発表された際、一部で指摘されていた主要な欠落機能の一つでした。
この記事のポイント
- 外部フラッシュ発光のサポートが追加され、E-TTL II測光などに対応。
- 動画記録中にグリッド表示を設定できるようになり、撮影補助機能が向上。
- ワイヤレスリモートコントローラー BR-E2への対応が追加された。
- インターバルタイマー撮影やUSB接続に関する不具合が修正された。
- カメラ全体の動作安定性が向上した。
EOS R6 V ファームウェア バージョン1.1.0の主な更新内容
新ファームウェアのバージョン1.1.0では、主に以下の機能追加と改善が行われています。
外部フラッシュユニットへの対応
- 外部フラッシュの発光をサポートします。
- E-TTLバランス、E-TTL II測光、スローシンクロなどの設定が可能です。
- フラッシュ機能設定やフラッシュC.Fn設定も利用できるようになりました。
その他の機能追加
- 動画記録中に「グリッド表示」を設定する機能が追加されました。
- ワイヤレスリモートコントローラー BR-E2 のサポートが追加されました。
- デジタルカメラに関するソフトウエア開発支援キット(EDSDK/CCAPI)の対応機能を追加しました。
各種不具合の修正と動作安定性の向上
今回のアップデートでは、いくつかの不具合修正と全体的な動作安定性の改善も含まれています。
- インターバルタイマー撮影中に自動電源オフ機能が作動すると、カメラの撮影能力に影響を与える可能性のある問題が修正されました。
- スマートフォンとUSB接続した際にカメラが認識されない可能性のある問題が修正されました。
- 「スロー&ファストモーション動画」モードで24 fps未満のフレームレートで動画を記録する際に、動画デジタルISメタデータが誤って出力される可能性のある問題が修正されました。
- カメラ全体の動作安定性が向上しました。
編集部コメント
今回のファームウェアアップデートは、EOS R6 Vの機能性を大幅に向上させるものです。特に、外部フラッシュの発光サポートは、静止画撮影を行うユーザーにとって待望の機能であり、本機を写真と動画の両方で活用したいと考えるクリエイターにとって大きな魅力となるでしょう。発売当初に一部で指摘されていた機能の不足が解消されたことで、EOS R6 Vはより幅広い撮影シーンに対応できるようになります。
また、動画記録中のグリッド表示対応やワイヤレスリモートコントローラーのサポートなど、撮影の利便性を高める細かな改善もユーザー体験を向上させる要素です。複数の不具合修正と動作安定性の向上も、長期的な利用における信頼性確保に寄与します。E今回のアップデートは、キヤノンがユーザーからのフィードバックに応え、製品の完成度を高めようとする姿勢を示していると言えるでしょう。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
参考記事:Canon Fixes the EOS R6 V’s Biggest Missing Feature in New Firmware Update
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