
上海で開催されたP&I Expoにおいて、Siruiが新たなアナモルフィックレンズ「Sirui Saturn V2」シリーズを正式に展示しました。この新シリーズは、革新的な機能とコンパクトな設計を特徴とし、特に映像制作における柔軟性を高めることが期待されています。Xマウント対応モデルもラインナップされるとのことです。
Sirui Saturn V2レンズは、フルフレーム対応のワイドフォーマットシネマレンズとして、その前身であるV1モデルの成功を受け継ぎつつ、大幅な進化を遂げています。特に注目されるのは、水平・垂直両方向の撮影に対応する光学構造の採用です。
これらのレンズは、Sirui Saturn 35mm T2.9 V2、Sirui Saturn 50mm T2.9 V2、Sirui Saturn 75mm T2.9 V2の3焦点距離で展開され、9月の発売が予定されています。
この記事のポイント
- Sirui Saturn V2アナモルフィックレンズシリーズが正式発表され、9月に発売が予定されている
- 世界初のロータブル光学構造を搭載し、水平・垂直撮影モードの切り替えが可能
- 垂直撮影時でもアナモルフィックレンズ特有の映像効果を維持できる
- フルフレーム対応、1.6倍の可変倍率、T2.9の明るさ、統一された62mmフィルター径が特徴
- ショート動画コンテンツ制作における多様なニーズに対応するコンパクトな設計となっている
Sirui Saturn V2アナモルフィックレンズシリーズの概要
Siruiが上海P&I Expoで発表した「Sirui Saturn V2」シリーズは、Sirui Saturn 35mm T2.9 V2、Sirui Saturn 50mm T2.9 V2、Sirui Saturn 75mm T2.9 V2の3つの焦点距離で構成されるアナモルフィックレンズです。これらのレンズはXマウントにも対応し、今年9月の発売が予定されています。
革新的なロータブル光学構造
Sirui Saturn V2シリーズの最大の特徴は、世界で初めて採用された「ロータブル光学構造」です。この構造により、レンズを回転させることで水平撮影モードと垂直撮影モードを切り替えることが可能になります。これにより、垂直での撮影時でも、アナモルフィックレンズならではの水平方向への圧縮効果、楕円形のボケ、そして水平方向のストランドフレアといった独特の視覚効果を保持することができます。
Siruiはこれを「一つのレンズで二つのシネマティックな表現」と表現しており、近年増加しているショート動画コンテンツの制作において、水平と垂直、両方の画面形式に対する多様なニーズに応える設計思想が反映されています。
主な仕様と特徴
Saturn V2レンズは、フルフレーム対応のワイドフォーマットシネマレンズとして設計されています。主な仕様として、1.6倍の可変倍率、T2.9の明るい開放F値、そしてすべてのレンズで共通の62mmフィルター径が挙げられます。また、非常にコンパクトな設計であることも特徴の一つで、持ち運びやすく、様々な撮影シーンでの利用が想定されています。その利便性から、旅行者を含む幅広い層からの期待が寄せられていると伝えられています。
編集部コメント
Siruiが新たに発表したSirui Saturn V2アナモルフィックレンズシリーズは、映像制作の現場に新たな選択肢をもたらす可能性を秘めています。特に、世界初となるロータブル光学構造の採用は、従来の撮影方法に一石を投じる革新的な機能と言えるでしょう。この機能により、SNS向けのショート動画コンテンツなど、垂直画面での撮影が一般化する現代において、アナモルフィックレンズ特有の表現力を犠牲にすることなく、幅広いフォーマットに対応できる点が大きな魅力です。
フルフレーム対応、統一されたフィルター径、そしてコンパクトな設計は、シネマレンズとしての実用性を高め、ユーザーにとって導入しやすいポイントとなるでしょう。Xマウント対応も明言されており、より多くのカメラユーザーがこの革新的なレンズを試せる機会が提供されることになります。9月の発売に向けて、今後の詳細情報や実写サンプルにも注目が集まります。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
参考記事:Sirui Saturn V2 Anamorphic Lenses Coming Soon with Rotatable Optical Structure
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