CineWire Newsはミラーレスカメラ / シネマカメラ / 交換レンズ / ドローン / ジンバルなどの映像制作機材に関する海外レビュー / リーク情報 / 最新ニュースをわかりやすく紹介する専門メディアです

Voigtländer Nokton 23mm/35mm F1.2に待望のシルバー登場

Voigtländer Nokton 23mm/35mm F1.2に待望のシルバー登場

コシナは、Voigtländer Nokton 35mm f/1.2とNokton 23mm f/1.2のシルバーエディションを発表しました。これらのレンズはすでに市場に流通しているモデルですが、今回新たにシルバーの選択肢が加わることになります。

FUJIFILM Xマウントシステム向けに設計されたこれらのレンズは、電子接点を介してボディとの通信を可能にし、高品位な光学性能とマニュアルレンズならではの操作感を両立しています。クラシックな外観にXマウント専用の最適化が施されており、写真表現の幅を広げるツールとして注目されます。

販売については、Voigtlander USA Distributor CameraQuestのAmazonストアフロントで取り扱いが開始されると見られており、今後の動向が注目されます。

この記事のポイント

  • Voigtländer Nokton 35mm f/1.2と23mm f/1.2のシルバーエディションが発表されました。
  • FUJIFILM Xマウント専用設計で、Xシステムカメラのイメージセンサーに最適化されています。
  • 電子接点を搭載し、ボディとの情報通信や特定の機能連携に対応します。
  • 高精度なマニュアルフォーカス操作と12枚の絞り羽根による美しいボケ味が特徴です。
  • 最短撮影距離は0.3mで、近接撮影での表現力も高められています。
目次

フォクトレンダー Nokton 35mm f/1.2、23mm f/1.2にシルバーエディション登場

コシナは、人気の高いVoigtländer Nokton 35mm f/1.2およびNokton 23mm f/1.2レンズに、新たにシルバーエディションを追加することを発表しました。既存のブラックモデルに加え、カメラボディとの組み合わせの選択肢が広がり、よりパーソナルなスタイルでの撮影が可能になります。

これらのレンズは、FUJIFILM Xマウント向けに最適化されており、その販売はVoigtlander USA Distributor CameraQuestのAmazonストアフロントを通じて行われる可能性があります。

FUJIFILM Xマウント電子接点レンズの主な特徴

Xマウント専用設計の光学システム

本レンズは、FUJIFILM Xシステムカメラのイメージセンサーに最適化された光学システムを採用しています。カメラ側の光学補正機能に頼ることなく、画像の隅々まで高い解像度を維持し、色被りといった現象も抑制するように設計されています。

電子接点によるボディとの情報通信

電子接点を搭載することで、レンズとボディ間の信頼性の高い情報通信を実現します。これにより、Exif情報の記録、フォーカスチェック機能、撮影距離連動表示が可能となり、対応するボディと最新のファームウェアの組み合わせでは、ボディ内手ブレ補正やパララックス補正もサポートされます。

正確なフォーカス操作を可能にするマニュアルフォーカス

高精度に加工・調整された総金属ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質なグリースを採用することで、滑らかなフォーカス操作感を実現しています。これにより、微妙なピント調整が直感的に行え、撮影者の意図を忠実に再現します。

12枚絞り羽根が織りなす美しいボケ

12枚の絞り羽根を採用しており、絞りによって形成される開口部を円形に近い形状に保ちます。これにより、アウトフォーカス部分は自然で滑らかに描写され、点光源も多角形ではなく、円く柔らかなボケとして表現されます。

メカニカルなダイレクト操作感の絞りリング

フォクトレンダーのVMマウントやミラーレス用マウントレンズと同様に、絞りリングが絞り羽根の開閉に直接連動するメカニカルな機構が採用されています。1/3ステップのクリック感があり、機構を直接操作するようなダイレクトなレスポンスを楽しむことができます。

最短撮影距離0.3mによる表現の可能性

全群繰り出し方式を採用することで、最短撮影距離は0.3mを実現しています。これにより、被写体に接近した撮影が可能となり、開放での大きなボケ量を活かした、表現豊かな近接撮影を楽しむことができます。

電子接点通信対応ボディと使用上の注意

通信対応モデルおよび推奨ファームウェア

本製品は電子接点を装備していますが、通信に対応するボディには制限があります。2023年4月時点の調査によると、以下のモデルとファームウェアバージョンが通信に対応しています。常に最新のファームウェアを使用することが推奨されます。

  • X-H2S: v3.01以降
  • X-H2: v1.21以降
  • X-Pro3: v1.23以降
  • X-T5: v1.03以降
  • X-S20: v1.13以降
  • X-T50: v1.00以降
  • X-E5: v1.10以降
  • X-M5: v1.00以降
  • X-S10: v2.10以降
  • X-H1: v2.13以降
  • X-T4: v1.25以降
  • X-T3: v4.12以降
  • X-T2: v4.40以降
  • X-T30: v1.41以降
  • X-T30 II: v1.00以降
  • X-E4: v1.04以降

また、ボディの設定において被写界深度表示をレンズに刻印された深度スケールと同等の「フィルム標準」に変更することが推奨されます。X-T2で使用する際は、ボディ設定で絞り表示を「TNo」から「FNo」に変更することでF値表示が可能です。

通信非対応モデルと設定

以下のモデルは電子接点通信に非対応です。

  • X-T: X-T1, X-T20, X-T10, X-T200, X-T100
  • X-Pro: X-Pro2, X-Pro1
  • X-E: X-E3, X-E2, X-E1
  • X-M: X-M1
  • X-A: X-A7, X-A5, X-A3, X-A2, X-A1

これらの通信非対応モデルで本レンズを使用する際は、ボディ設定の「レンズなしレリーズ」を「許可」に変更する必要があります。

編集部コメント

コシナからVoigtländer Nokton 35mm f/1.2と23mm f/1.2のシルバーエディションが発表されたことは、FUJIFILM Xマウントユーザーにとって新たな選択肢が増える朗報と言えるでしょう。これらのレンズは、Xマウント専用設計による優れた光学性能に加え、電子接点を介したボディとの連携により、現代のデジタルカメラシステムにおける利便性と、マニュアルレンズならではの操作感を両立しています。

高精度なマニュアルフォーカス、12枚の絞り羽根が織りなす美しいボケ、そしてクラシックなシルバーの外観は、写真撮影のプロセスそのものを楽しむユーザーにとって魅力的な要素です。対応ボディのファームウェア情報が詳細に提示されているため、購入を検討する際には自身の機材との互換性を事前に確認できる点も親切です。これらのレンズが、FUJIFILM Xシステムでの創造的な表現をさらに広げることに貢献することを期待します。

本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。

参考記事:Voigtländer Nokton 23mm f/1.2 and 35mm f/1.2 Silver Released

※掲載画像について
掲載画像はイメージです。実際の製品・仕様・デザインとは異なる場合があります。

カメラ・レンズ・ジンバル機材データベース

1,460点のカメラ・レンズ・ジンバルなど映像制作機材のスペックを比較できる機材データベース(スペック比較・検索)もあわせてご覧ください。

機材データベースを見る
  • URLをコピーしました!

BY CINEWIRE NEWS

CineWire News編集部
CineWire Newsは、国内外の映像制作機材(ミラーレスカメラ、シネマカメラ、交換レンズ、ドローン、ジンバルなど)に関する海外レビュー、リーク情報、公式発表を調査・編集し、映像制作の現場視点も交えながら、日本のクリエイターに向けて役立つ最新ニュースをわかりやすく発信する専門メディアです。

目次