
Sony Electronicsは、35mmフルサイズ対応のAlpha E-mountカメラ向けに、新しい超望遠ズームレンズ「SEL100400 – FE 100-400mm F5.6-8 OSS」を発表しました。このレンズは、最大400mmの超望遠域をカバーしながらも、約654gという軽量コンパクト設計を実現しており、ホビーユーザーが手軽に超望遠撮影を楽しめるように設計されています。
プロフェッショナル向けレンズ開発で培われたソニーの専門知識が活かされており、野鳥、スポーツ、電車、航空機といった動きの速い被写体を高画質で捉えることを可能にします。優れた光学設計に加え、高速かつ正確なオートフォーカス(AF)と光学式手ブレ補正機能を内蔵し、手持ちでの撮影を強力にサポートします。
本レンズは、その性能と使いやすさから、幅広いアマチュア写真家、特に超望遠撮影を初めて試みるユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
この記事のポイント
- 約654gの軽量コンパクト設計ながら、100-400mmの超望遠ズームを実現
- 2枚のEDガラスと2枚の非球面レンズを含む光学設計により、ズーム全域で高画質とクリアな描写を提供
- 高速・高精度なリニアモーターAFと内蔵光学式手ブレ補正で、動体撮影を強力にサポート
- 望遠端で最短撮影距離0.86m、最大撮影倍率0.41倍と、近接撮影にも対応
- カスタマイズ可能なボタンや防塵防滴設計など、高い操作性と信頼性を確保
新しい超望遠ズームレンズ「SEL100400」が登場
2026年8月4日、Sony Electronicsは35mmフルサイズ対応のAlpha E-mountカメラ向けに、超望遠ズームレンズ「SEL100400 – FE 100-400mm F5.6-8 OSS」を発表しました。このレンズは、最大400mmの望遠域をカバーしつつ、約654gという軽量コンパクトな設計が特徴です。ソニーイメージングソリューション部門のバイスプレジデントであるYang Cheng氏は、野鳥愛好家から子育て中の親まで、幅広いアマチュア写真家のニーズに応えるべく、プロ用レンズ技術を応用した高品質で手頃な超望遠ズームレンズを開発したと述べています。

価格と発売時期
「SEL100400 – FE 100-400mm F5.6-8 OSS」の希望小売価格は849.99 USD / 1,079.99 CAD/日本での市場推定価格は14万円前後と発表されており、2026年9月より発売される予定です。
主な特徴
コンパクトで軽量なデザイン
本レンズは、100-400mmの超望遠ズーム域を約654gという軽量コンパクトなボディに収めています。この携行性の高さは、手持ち撮影時の取り回しやすさや、迅速なフレーミングに貢献します。接近が難しい野鳥やスポーツシーンのほか、超望遠レンズならではの圧縮効果を活かした風景撮影にも活用できます。別売りの2倍テレコンバーター「SEL20TC」を装着すれば、最大800mmの焦点距離を実現し、APS-Cモードでは最大1200mm相当の超望遠撮影が可能です。
ズーム全域でシャープな描写性能
2枚のED(特殊低分散)ガラスと2枚の非球面レンズを組み合わせた最新の光学設計により、色にじみや歪みを効果的に抑制し、ズーム全域でクリアな描写と優れた画質を提供します。9枚羽根の円形絞りや球面収差の最適化により、自然で柔らかな美しいボケ味も特長です。望遠端で0.86m、広角端で1.13mという最短撮影距離と、最大撮影倍率0.41倍を実現しており、花や昆虫といった近接被写体から遠景の被写体まで、幅広い撮影シーンに対応します。
高速・高精度AFと内蔵光学式手ブレ補正
リニアモーター駆動システムを搭載することで、高速、高精度かつ静粛なオートフォーカス(AF)を実現し、動きの速い被写体を確実に捉えます。フルサイズミラーレスカメラα9 IIIと組み合わせた場合、AF/AE(自動露出)追従で最大約120コマ/秒の高速連写にも対応します。レンズ内蔵の光学式手ブレ補正機構は、手持ち撮影時のカメラの揺れを抑制し、遠距離の被写体でも安定したフレーミングを維持します。また、カメラボディの「アクティブモード」手ブレ補正や協調制御にも対応しており、手持ちでの高画質な静止画・動画撮影時のブレを低減します。さらに、動画撮影時にフォーカス位置の移動によって生じる画角変動(ブリージング)を補正するカメラボディの機能もサポートしています。
高い操作性と信頼性
カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン、フォーカスモード/範囲切り替えダイヤル、ズームロックスイッチなど、撮影シーンに応じた素早い操作を可能にする機能が搭載されており、快適な超望遠撮影をサポートします。防塵防滴に配慮した設計が施されており(*5: 100%の防塵防滴を保証するものではありません)、予期せぬ天候の変化にも対応し、安心して撮影を続けられます。フレアやゴーストを抑制し、画質低下を防ぐレンズフードも付属しています。
| 名称 | FE 100-400mm F5.6-8 OSS |
| 型名 | SEL100400 |
| 対応マウント | ソニー Eマウント |
| 対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ |
| 焦点距離 | 100-400mm(35mm判換算:150-600mm相当) |
| 画角 | 35mm判:24°-6°10′ / APS-C:16°-4°10′ |
| レンズ構成 | 10群15枚 |
| 絞り | F5.6-8 – F32-45 |
| 絞り羽根 | 9枚(円形絞り) |
| 最短撮影距離 | 1.13m(Wide)- 0.86m(Tele) |
| 最大撮影倍率 | 0.41倍 |
| フィルター径 | 67mm |
| 手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 |
| テレコンバーター対応 | SEL14TC(1.4x)、SEL20TC(2.0x) |
| サイズ | 約Φ78.2×164.5mm |
| 付属品 | フード(丸形バヨネット式) |
編集部コメント
今回発表された「SEL100400 – FE 100-400mm F5.6-8 OSS」は、ソニーのEマウントシステムに新たな超望遠ズームレンズの選択肢をもたらします。約654gという驚異的な軽さとコンパクトさは、これまで超望遠レンズの重さや大きさに躊躇していたホビーユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。この軽量設計でありながら、2枚のEDガラスと2枚の非球面レンズを採用することで、ズーム全域で妥協のない高画質を実現している点は注目に値します。高速・高精度なAFと、レンズ内光学式手ブレ補正に加えてカメラボディとの協調制御にも対応しているため、動きの速い被写体でも手持ちで確実に捉えることが期待できます。
特に、望遠端での最短撮影距離が0.86m、最大撮影倍率0.41倍と近接撮影能力にも優れているため、野鳥やスポーツだけでなく、花や昆虫などのマクロ的な表現にも挑戦できる汎用性の高さも魅力です。防塵防滴設計やカスタマイズ可能な操作系は、屋外でのアクティブな撮影をサポートし、幅広いユーザー層に受け入れられる可能性を秘めています。手頃な価格設定も相まって、Eマウントユーザーの超望遠撮影へのハードルを大きく下げる一本となることでしょう。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
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